電線にも結束バンドが採用されています

住居などに電力供給を行う電線、これは数百ボルトの高電圧の電力を送るために使用されているもので、電柱の上に設置されている変圧器で家庭用の100ボルトや200ボルトの電圧まで降下、家の中で使えるようにしてあります。

この電線には結束バンドで束ねてある場所もあり、風が強いときなども結束バンドのおかげでバラバラにならない、複数の線材が束ねてあると風への対候性も高くなるといいます。結束バンドは主に家の中で使う便利グッズ、このようなイメージを持つ人も多いかと思われますが、元々は屋外の電線や設備器のケーブル類をまとめたいときに使う道具のようなものでした。これが普及して家の中でも使えるようになったわけです。

最近では、100円均一のお店に行けば10本入りで100円などの金額で買うことができますが、100円均一のお店で販売しているものは使い捨てのようなもの、その都度新しいものに換えないとならないので無駄になるのではないか、このようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

一旦、電線を束ねてロックをしてしまうと取り外しが効かないため、模様替えのたびに結束バンドをニッパーやハサミなどでカット、新しいものに交換をする人も多いようです。ただ、結束バンドはコツを掴めば再利用することもできる、例え100円均一のお店で購入したものでも、何度でも再利用ができます。なお、束ねたときにあまりきつく締めてしまうと取り外しも大変なので、少し余裕がある程度に締め付けておくのがおすすめです。